歳なのですぐモノを忘れる。
若い頃は今より頭が良かったので一度見たり聞いたりやったことは基本覚えていられたが、もう今となっては３回やっても怪しいしそれが年１回のスパンで行われるものだったりすると目も当てられない。なので次回準備の時に思い出せるようにメモを残しておきます。あ、これは同人誌即売会に初めてサークル参加した人のはなしです。
■参戦の経緯
ちょうど一年前くらいに初めて同人誌をつくって、それで満足するかと思ったら身体が原稿を求めてアーマードコアの新作は出なかったけど自分が作った同人誌はやたら出たので、ここまでやったらいっちょ同人誌即売会とやらにも出てみるか！と軽い気持ちで８月の大阪インテックス開催に申し込んだらコロナのせいで遠くに行けなくなったので欠席。
身体がまだ闘争を求めていたので、１２月に開催されることが決定していた赤ブーブー通信社（有限会社ケイ・コーポレーション）が主催する「ひらいて赤ブー」という投票で開催を決定するカップリングオンリーイベント「Dozen Rose Fes.2021」で、ちょうど推しカプのオンリーが開催されることもあり、それに参戦することに。
※ひらいて赤ブーは一定額以上の新刊やグッズを作ると印刷所からおくられてくる「新刊カード」というもの１枚につき、１枚開催希望カップリングを記入できる投票用紙がもらえ、それを特定イベントで投票し、その数が５０を超えたカップリングがオンリーイベント開催となる、という札束とやる気と努力と推しへの熱い欲で殴り合う投票イベントです。カップリング名をフルネームで書かされるので、元ネタが史実の人物であることをまざまざと思いだす羽目になる 照れる
■あごあしまくら
って業界用語なんだな。
あごは別記事に書こうと思いますが、世田谷に行きたいレストラン？があったのでそちらに行くのと、昔よく通っていた立ち飲み屋の店員さんが上京して働いている立石のおでん屋と、帰る前にだいすきな駒形どぜうに寄るというのだけは決めてました。
あしは早々にエアを予約。私は道民なのでエアドゥくん。イベントが日曜なので、土曜に前入りして月曜後泊するのでその旅程で約26,000円。ビジネスユースの記憶しかないからやたら安い気がするけど別にそうでもない
まくらはイベント会場が東京ビッグサイトなので絶対にその周辺にする、と決めて、その時一番安かったダイワロイネットホテル東京有明くんに2泊3日でお願い。早めに予約すると安くてよかった。しかもマッサージチェアがついている部屋を選んだので久しぶりに自分のこと天才だなと思った
ダイワロイネットくんは国際展示場駅目の前なんだけど、なんだかんだビッグサイトまでは割と歩くし、その前後の移動にゆりかもめの方を多用したこともあって次回は必ず東京ベイ有明ワシントンホテルにすると心に誓った。いや新刊をホテルから手搬入した俺が悪いだけなんだけどさ
■サークル参加の申し込みをする
赤ブちゃんは参加の申し込みを以下のサイトからオンラインでぽちぽちやる。
大体7,000円弱払うと代表者含めて3人まで入れるチケットが送られてくる。
今回はカップリングオンリーのイベントということもあってか、申込が殺到して締切日を待たずに早期満了する事態に。その後収容人数緩和があってサークル数は7,000まで増えたが、割とすぐ埋まっててびっくりした。仕方ないよな開いてくれよっていって開かれたオンリーだからそらみんな出るわな
■サークルカットを用意する
パンフ（紙・デジタル）に載るサークル紹介のカット。サークル名と、カップリングと、漫画か小説かと、新刊なにが置いてありそうかを勘で書いてアップロード。
※サクカの締切はイベント申込締切の10日前とかだったかな？なので、到底新刊ができているはずもないのである 私は今回サクカで大嘘をこきました
■新刊をつくったり既刊やスペース造作備品を送ったりする
サークル参加なので売り物が必要。しこしこ新刊をつくります。私事ではございますが開催3週間ほど前に推しカプの同人誌みたいなイベントを公式にぶっこまれて私の原稿はマジで過去最高にやばかったです なんかもうほんと余生なんよ いやまだアホなすけべ本はチョトつくるけどね
既刊は家にあるので、梱包して事前に会場へ発送。合わせてスペース造作に必要な布やディスプレイスタンドも一緒に送りました。荷受け期間が開催日８日～４日前に決まってるのかな これを見逃してて俺の新刊は直搬できませんでした 嘘です 見てても間に合ってないので直搬できてないです
あと同じく開催日３日前までに「会場からヤマトで荷物を発送するサービスの事前登録」ができるのでこれも遠方のオタクは必須仕草です。個数は後で減らしても返金になるので（手数料かかった気がするけど）、絶対に申し込みましょう。まあ戦利品はどんなに重たくてもその日手元に置きたいので自分で持って帰るんですが…
そしてスケジュール感がまともなオタクは、作った新刊を印刷所から直接会場の自分のスペースのデスクに届けてもらう「直接搬入」をします。これが正義。これが絶対。これが間違いなく楽だし、本の輸送梱包ってものすごく気を遣うので、次は絶対直接搬入にしたい。
※わたしは締切が全然間に合わず仮予約した印刷所さんに電話をして間に合いませんのキャンセルをしてから別の間に合う印刷所にデータをぶち込み、開催前日の土曜日の朝３時まで新刊にカバーを巻いて自分で新刊を会場に搬入しました 地獄か？
■当日現地入りする
イベントによってスペース参加者の入場時間がチョト違う。今回は８時入場～１０時一般入場のスケジュールだったので、８時過ぎにカートを引いて会場入り。遠い。いや近いんだけど荷物が多くて重くて遠い。
あと推しの限界オタクTシャツを着て、それをストールで隠すつもりがストールを忘れてきてて本当に限界オタクのおじさんみたいな姿で会場に入った 恥ずかしかった
ビッグサイトは展示会とかグラフェスとかで過去３回くらい行ったことがあるんだけど毎回なんか人があっちに向かって歩いているからついていこうみたいな主体性のなさでいつのまにか辿り着いている。
今回は東６ホールだったので誘導の人の声を聞きながらそちらへ。到着して、自分のスペースナンバーを探してさまよう。いや地図見てる 見てるんですけどなんかなかなか見つからなかった 寝不足だからです
着いたらまずやることは「ポスタースタンドのレンタル」。私はあとでいいか～して自分の荷物を探したり机を整えてたらいつの間にか最大手になってて借りられなかった
ので諦めてスペース設営に入る。まず完成形はこちら。
今家にプリンタがないのでわざわざネップリするのも嫌で値札もキャッチも全部ヴィレバンの真似をして手書き。
すっごい忘れてたけど本のタイトルがどこにも書いてないです。次回はタイトルも書いてください。
スペースに敷く布は幅９０×長さ１１０～１３０cmくらいのものをカナリア(地元のユザワヤみたいなところ)で購入。端の処理？うるせぇバーカ！そんな余裕あるわけねえだろ
あと本は平置きにするとなんも見えんろうと思ったので種類分キャン★ドゥでクリアスタンドを購入。嵩張るけど綺麗に並べられたので次回も続投で良いなと思った そして変換が優秀すぎてキャン★ドゥのつのだひろ部分が出た つのだひろも出してやれよ
POP類はこれを使ってくっつけたんだけどこれも優秀だった～布でもなんでもとりあえずズレないくらいにはくっついてくれた 君も次回続投です(まだこじゃんとある)
あと本を５冊前面に並べたら無配とコースターが置けないので、その後ろにセリアくんのラティスをスタンドで設置。これもひっつき虫くんで固定。
これでお客さん側の方の設営は基本大丈夫だったかな～と思ってるんですけどなんかもっとこうしたらいいよとかアドバイスあったら是非ついったで教えてください 俺 また次イベントでる
■やってみて困ったこととかやっといた方がいいこととか（随時追記）
・スペースが狭いので、今回既刊もあって持ち込みが多かった私は在庫を置く場所にめちゃくちゃ苦慮しました。お隣さん方後ろの方にご迷惑をおかけした 申し訳ありませんでした
・私が不慣れで会計が遅く、数人がお待ちになる状態が続いてしまったのが超申し訳ない 待ってくださったお客様 本当にありがとうございました そして会計がもたついた理由は受け取ったお金をぶち込むスペースがなかったことなので次回は前垂れに金ぶっこみ袋をつけて対応したい あとカルトンがプラはダメ 合皮のやつ 取りにくくてご迷惑おかけしちゃった
・今回他サークルさんも売り子さんがいないところが多かったみたいで、一番最初にお買い物と差し入れに出かけたけどどこの方もいなくて戻ってきちゃったから今度は買い子さん誰かにお願いしたいけどなかなか難しいんだよな…
・お買い物リストは絶対つくれ わけがわからんくなった なにを買ってなにを買い逃したのかすらわかんなくなった 会いたい人にも会うのがわからないくらいに忙しくて眩暈がした
・HAKOBOOK（会場からとらのあな等指定の書店や保管場所へ残った商品を搬入してくれるサービス）のとらのあな対応窓口が最大手サークルだったの笑った 俺は並ぶのが嫌いすぎるのでできれば次回は通販分は最初から書店納品したい（カバー巻きがあるので通販分も会場に持ち込んだ）
・なんかよくわかんないけどいつのまにか売れるものがなくなってたしお菓子とめぐりずむとご本がいっぱい手元にあって嬉しかった
次回は３月２１日の春コミだ！！！（まだ申し込んでない）
この反省を活かし、表紙出オチみたいなエロ本を楽しくスムーズに頒布しつつ会いたい作家さんたちにちゃんとご挨拶をするのを目標にしたいと思います。
