今年も推しカプのオンリーがたくさんある。嬉しい。それとは別で仕事が忙しく去年みたいに全部のオンリーで本出す余裕がない。悔しい。今回も出るつもりがなかったが空いてるなら……ともったいねえ根性を出してギリギリでスペース申し込みしちゃって色々作ったのでそれぞれ備忘録を残します。
まず本から。
▪️ゴールイメージ
なんでもいいから間に合わせたい イベントに
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薄い本なら難しく考えないで出せる
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普段薄い本つくらないからなんか薄い本だから出来ることしたい！昔のえっちな雑誌にはそういえば付録でDVD-ROMついてたよな！と思ったのでDVDみのある装丁をちょろっとやるか
▪️仕様
判型 ：変形（W112×H112）
頁数 ：50頁（表紙含む）
カバー：なし
表紙 ：コートカード180K/RGBフルカラー印刷/クリアPP
遊び紙：オフメタルライトパープル（前のみ）
本文 ：淡クリームキンマリ72.5k/モノクロ印刷
加工①：変形断裁（一度断ち）
加工②：紙製ケース入
版面 ：右綴じ33字×23行約19,000字
▪️ケースについて
まずはDVDが入ってるっぽい紙製ケースを検討。クラフトが良かったのでこちらで既製品を購入
するついでに、蓋をとめるシールもこちらでオリジナルで刷りました。
以前のシール貼りまくり本の時からシールはこちらにお世話になっています。紙の質と印刷クオリティがとっても良い チョトお高いけど
▪️本体・表紙
ケースのサイズを参考に、中に入れられる本のサイズを検討。
DVDは大体直径12cmなので、
・それに近いサイズ
・一度断ちで済む
という2点を考慮し、プリオンちゃんの少年コミックサイズ（w112×h176mm）を横に断裁して正方形にすることに。
プリオンちゃんの変形断裁は実寸たち落としトンボを足せばそこで落としてくれるので、少年コミックサイズの表紙テンプレにトンボを足します。
これは入稿データなのでこうしてますが、最初は目立つ色で横一直線の罫線レイヤ作って仕上がり位置確認しながら描いたり塗ったりしてるよ
それにしてもこんな普通のコートカードにPPなんて素の加工、最初の本のカバーぶりじゃないか？？逆に新鮮だったわ
▪️本文
本文は作ったことないサイズなので、版面の設定確認から。縦式くんで調整〜出力、実寸サイズの断裁位置を確認しながら文字数がなるべく入るギチギチめの感じに設定。この作業がめんどくせんだわ🙄でもやんねえとアウトプットに丸々響くからやらざるを得ないんだわ🙄
ということで最終的なアウトプットの指定はこれ。
見た目はこれ。あんまり余白ある余韻の必要な中身ではないのと、背幅をなるべく薄くしないとケース封入が難しくなることもあり、かなりぎゅうぎゅうの余裕のない紙面にしました。
ノドかキツかったのまたやっちゃったな やっぱりプリオンちゃんで平綴じするなら最低10mmはノド開けたいな〜という知見がたまりましたよ
ちなみに本文も表紙同様、本当は各ページに裁ち落としトンボ入れなきゃなんないんだけど、表紙合わせで落としてと依頼すればそれでやってくれます。
▪️遊び紙
遊び紙と中扉はやっぱりお話に入っていく入口なので、とても気を遣います。
今回も夜のお店の雰囲気を出したく、表紙の色味やデザインは派手ですが加工が地味なので、なるべくギラギラした感じを演出できる紙を選び、表紙のメイン色に近似の色を選択しました。
▪️その他
マジで時間がなかったので、初めてプリオンちゃんの特急本セットを利用しました。
そんなに高くなんないし、PPは標準で付いてるし本文用紙も遊び紙も選べるし、変形断裁も出来るしで大変助かりました。予約必須だからそれだけ気をつけてね
あと表紙の丸窓から推しのおっぱいを見せたかったのでタイトルを上に載せることが出来ず泣きながら干支一巡りするくらい前に買ったsurface pro2くんを起こしてイラレをぶち込んで簡単なロゴっぽく処理をしました。出来ることがまた増えたぞ！
次は8月合わせに間に合えばもう少し凝った仕掛けの本を作りたいと思います。
