ババアの手打ち文字そば

オモコロさんでやっている文字そば(1000文字くらいのエッセイ)やりたくて

君は天然トラフグを食べたことがあるか

わたしはなかった気がする。というかあったらもっとフグに執着していた可能性がある。フグに人生を狂わされたかもしれない。

 

今回大阪旅行である程度コスト感のある地域ならではのものを1つ食べたいとなったときに、選んだのがフグだった。

あまりフグを食べない地域に住んでいるため、いいフグ屋などもおそらくほとんどない。これまででまともにフグを食べたのはおそらく2回。そのくらい馴染みの薄い食材だ。

ひとりで旅行先で飯を食うことも多いわたしだが、たまたま複数人での会食ということもあり鍋はさぁ!多人数分一気に作った方が美味いしさあ!という気持ちでふぐ屋を探した。

 

◾️てっちり ほてい

道頓堀に近い法善寺横丁にあるお店。周りの店も行きたくなる好みの面構えで大変良い。また来たいエリア。

 

この店を選んだ決め手は一年中天然トラフグを扱っているということとその価格。最近値上げをしたらしいが、以下内容で税込9,680円。チャージや席料などもなしという恐ろしいほど破格のコスト感ながらに口コミなどで見る写真に妥協感などなかったことと、ひれ酒用のひれを干している写真に完全にやられた。

予約のお電話を入れた時も店主のおじさんがすごく優しい声で対応くださったのも印象的でした。

 

 

・着席

予約時間に席に案内されるとすでに鍋が真ん中に鎮座。張ってあるのは水出しの昆布出汁。もうテンション爆上がり。

最初に飲み物を聞かれまずは瓶ビールで乾杯。黒ラベルだったんだよねえっ西の地で?珍しくてびっくりした

あとまだ10月だからないかなと思ってたけど白子も聞いたら合ったからそれは追加でオーダー。

 

・湯引き

すぐに出てきてこれでスタート。

皮だということしか知らないので調べた。ふぐコースの湯引きはふぐの外皮を処理して湯に潜らせたもの。外皮は想像通りのあのトゲトゲがあるので、そこを綺麗に引く(取り除く)作業が必要でそれに技術がいるとのこと。

これがまあ美味い。外の方の皮目はしっかり歯触りがあるがすぐに噛み切れる。中側の半透明の部分はさらに歯切れ良く、気持ちの良いプリプリコリコリ感。内側の白い皮の部分も変に引っかかったりせずに三位一体で噛み切れる。

そしてなによりビビったのがポン酢。

柑橘と醤油に、かなりしっかりした出汁の旨みが感じられる仕立てで、しっかり寝かせているのか味がまとまっていて本当に美味しい!柑橘の酸がとげとげしくはない、でもしっかりとキレのある酸味は活きていて、どれかの味が突出することなくまとまっているのがとても印象的。

多くのフグ料理店が自家製ポン酢を用意しているのはこれが「うちのフグ」を語る時の顔になるくらい重要な伴走者だからなんだな

閑話休題。

綺麗に処理されて細長く切られた皮に、くだんのポン酢と小葱、紅葉おろしがオン。これをちまちまつまみながら合いはしないがビールでキュッと喉と胃袋の用意をしているうちにすぐ次の料理がくる。

 

・てっさ(夢中すぎて食べかけ)

熟練の捌き手によりうっす〜〜く切られでけえなんちゃら焼きのさらに丸く綺麗に盛られてわ〜模様が透けてる!のイメージが強い身の刺身だが、ここのは敢えてかなり厚めに引いているとのこと。

端の方のやや薄めの小さいやつはそのまま薬味を乗せてポン酢で、大きいものは昆布出汁を沸かした鍋で軽くしゃぶしゃぶして食べてみて、とお運びをしてくれているおじいちゃんに説明を受ける。

フグが薄造りにされるのはその身が非常に弾力があり噛み切りにくいから、というのをなんとなく体感した記憶があるため最初はええ……?と思っていたが、一枚刺身で食べてみると確かに弾力はあるものの筋肉の質がすごくしなやかなので歯をしっかり受け止めてくれる 噛むとめちゃくちゃしっかり「ふぐの味」がして、美味すぎてまた噛む そのうちかなり柔らかくなるのでそれを飲み込む みたいな感じで噛めば噛むほど本当に美味しい 刺身は小さめのが良いというのは飲み込みやすいからなんだと理解

ポン酢は本当に少しだけつけて、フグの身の「味」を堪能するのにうってつけ

 

しゃぶしゃぶの方は3往復程度でさっと上げてこれもポン酢と薬味で こちらは打って変わってぶりっぶりの力強い筋肉を堪能できる食感に変化 熱で変性した部分がひび割れてポン酢が絡みやすくなるので、ポン酢との相性が爆上がり

 

わたしはマジでこの「フグの味」が理解できたことに感動したのでほぼ刺身で食ってしまったわよね

これまで食べたフグも全然なんだこのうめー食い物とは思いはしたんだけど、養殖で肉の味が薄かったんだと思うんだよな あまりフグの味のイメージが記憶になくて それでまあなんかチョト良いもん食いたいねみたいな時には選択肢に上がらないわけ でもこの天然トラフグ食ったらもう話が違うじゃんってなったわけ 早く教えてよそういう大事なこと

 

・ひれ酒

訳あってこの一週間睡眠時間もカスだし酒もほぼ飲めてなくてさぁ これを浴びるほど飲むのを生きるモチベにしててさぁ

お店で干したヒレをめちゃたくさん入れてくれる こんな入って660円で良いんですか???

お酒は相当チンカチンカの熱燗で、アルコールやや飛んでるくらい上げてるとのこと たまんねえな 銘柄など見てないけど白鹿とか白鶴あたりの上撰〜本醸造クラスかな 灘近いし菊正宗とかもあるか?

ヒレは干したものをお店でしっかり焦げ目が付くまで焼いてるっぽい この焦げがアルコールをかぶると香ばし〜〜〜く薫って、一緒にフグの美味しい匂いもやってくる 一生嗅げる ひれ酒のサシェくれ 最初のひとくち アチアチはアルコールが上がってきてキレッキレ フグの旨みが溶け出る まだ注いだばかりなので、味がまとまらずとっ散らかってんのもまたいい ここから「育つ」過程を楽しめるので……

数分置くと色も濃くなり温度が落ち着いてアル添独特のクリーミーな風味が出てくる わたしら温めた酒はかなり上がったやつの燗冷ましが一番好きなのでマジで嬉しい 旨みも濃く、全体にまとまりが出てくる うまいうまい うまいよ〜

最後温くなってくると出汁割に近いくらい味が出る うますぎ ちなみに店の触れ込みでは同じヒレを使って4〜5杯はおかわりできるとのこと おかわりの酒は440円で良いのでマジで激アツ案件すぎる ちなみに我々は3杯いただきましたが、わりと時間をかけて飲んでいたので3杯目の段階で結構出汁が出きっていたのでまだ飲めるがここで打ち止めでいいかな〜という判断でした

いつも思うんですがあまり身の回りに日本酒だけでなくアルコールをがっちり飲める友人がいないので、のっぴきならない事情で会える友人たちがバコバコ日本酒一緒に呑んでくれるのマジで嬉しい ほんとに嬉しい

 

 

・てっちり(煮る前の姿 夢中すぎてできたやつの写真はない)

ふぐ鍋 楽しみにしてたやつ おじいちゃんが全部作ってくれるってやってくれてえ〜いいの!となった そんなにお金払わないのに……

鍋の昆布出汁がマジで競馬場のペグシルのように無限に追加されるのがアツい

びっくりしたのは煮込みの時間 フグ入れて25分くらい煮てた気がする そんなに煮てもう身味しないのでは?と思いながら食べたら

 

昇

 

天

 

あの筋肉質の身がふわっっっっっふわでほどけるような食感に変わってる!!!!!オア?!しかもあじがめっっっちゃ濃い!!!!!なんで?どれだけ味出るんこの魚??????

骨もぶつで一緒についてるんだけど、ふわふわになったフグは身離れがよくて食べるの全く苦労しない なに?????これ

鍋用のポン酢皿はなみなみにポン酢が入ってるんだけど、ほんっとうに魚の味が上品でせんさいだから、別のお皿をひとつもらってポン酢つけないで汁と一緒に食べてみると全然それでもアホほど美味い なに?????これ フロアが沸いた マジで全員腰抜かしてたまである

 

そしてすごかったのがフグ以外の具材

めちゃくちゃ綺麗な白菜、これも太くてピッカピカの三つ葉、えのきだけにお豆腐、そして学のないわたしがふてえマロニーちゃんと口走ってしまったのは吉野葛のくずきり!!!初めて本物の葛切り食べたんだけど代用のでんぷん佳とぜんっぜん違うじゃん!!!!!これも気持ちふぐと似てる食感で、弾力はあるけどものすごいもっちもち具合!これと豆腐はポン酢にじゃぶづけしてポン酢の旨味酸味を堪能させてもらいました

フグもそうなんだけど、他の具材もこんなに立派なもの入れてくれて感激したな〜 おじいちゃんが言うには「ほんもののフグに下手な野菜なんてつけられへん」 でも今白菜も高いじゃん てか葉物が高いじゃん ありがとう美味しい野菜用意してくれて

 

・焼き白子

うおおおおああああああああああああああ

わたしは北海道の人間なので白子と言えばたらの白子を食う民族なんですが、一般的にはフグだよねということで これもまともなの食べたことないから食べてみたくて注文 一人前に二個ついとるからねとのことで二人前頼ませてもらった 人数分頼まなくても全然嫌な顔されないし本当居心地良かった

食べてみると、たち(たらの白子)に比べて圧倒的にフグ味が濃い!!!たちも鮮度のいい立派な真だちは鱈の味が香って美味しいんだけど、相当鮮度管理と掃除が綺麗なとこのじゃないとどうしても微かに生臭さが出ることが多いから、そういう生臭さが一切ないのもすごかった やっぱり形状的に白子は洗いやすそうだけどたちはうねうねしてるし血管抜きにくいもんな〜とは思う あとはクリーミーさ、たちがものすごいクリーミーでとろとろなのに対してフグの白子は濃厚だけどさっぱりした口当たり どちらにもどちらの良さがあるな〜と実感 ていうかマジで白子とひれ酒の相性が良すぎてヤバい クリーミーに寄った口内をさっとアルコールでさっぱりさせてくれるから何回も一口目の美味しさが楽しめる 意味わからん最高

 

・雑炊

これを食べにきたと言っても過言ではない 本当に楽しみにしていた 雑炊もおじいちゃんが作ってくれて、隣の席に人が来ちゃったから私の席におじいちゃんが座って雑炊を作るのをその後ろに出してもらった椅子に座って眺める謎のプレイが始まってワロタ

 

作る間おじいちゃんの背中を見ながら酒を飲んでいたため席に戻ると仕上がった雑炊があった 仕上げに上から使ってきたポン酢をチョトかけて食べるんですけど すっごい味がスッキリしてる!!!!!!なんで??!?!!!!ここまできたから雑味みたいなのも流石に出つつ濃〜いフグ味になってんのかなと思ったらむしろ逆で、ご飯の量もかなり多いし昆布出汁も新しいのをしっかりさしてるおかげでめちゃくちゃクリーンなふぐの味になってる!!!!!

上品で、繊細で、でもじんわりずっと旨みが延びる、私が一番好きな日本酒の味のタイプと完全に同じ構成 ため息が出たねほんと 美味くて 昆布とフグだけだよ基本 極限シンプルがここまで綺麗に美味しくなるなんて 首を垂れましたマジで 本当に来て良かった

 

 

 

食べ終わって席でお会計したら一人12,800円くらいで全員「は?安」て声出た

お店が14時からやってんのもめちゃくちゃ助かるしフグにうるさい人がどう言うかは知らんが天然トラフグ食ったことないな〜って人にはマジでおすすめ なぜなら普通天然トラフグを食べようと思ったら2万くらいからスタートだから マジで安いのにこんなに美味しくて心配になった ありがとう 大阪来たら絶対また来るね

作った二次創作同人誌の装丁備忘録(15)

加齢。

歳を重ねて(精神的な)踏ん張りが効かなくなっていることが露呈した今回の同人誌製作であった。というか多分加齢とかよりも装丁がいつもに比べてシャバいので全然余裕やろガハハみたいな舐め腐った姿勢に胡座をかいたのが良くなかった。初心忘るるべからず。次からは気を引き締めて臨みたい(毎回言う)。

 

今回マジで装丁については大した事をしていないので書かなくもいいかなと思ったんですがログが残ってるといつ頃何出したかわかって良いので書きます。

2026年6月28日星に願いを2026DAY1で頒布した同人誌の仕様まとめです。

 

◼️ゴールイメージ

OGPで最初の画像が出されるのでこれをここに入れさせてください

淫魔ネタだからラノベっぽくできる!!!と思った時からもう装丁のアイデアは確定。

普段全くラノベを読まないので、本当に作るぞとなったあたりで一度古本屋に行っていくつか出版社、レーベルが異なりつつ口絵のイメージが近いものを数冊購入&通常の書店でも最新の作品を数冊購入し参考にしました。

細かいところ(口絵、目次周り、章タイトルのあしらいなど)はやはり独特のゆるいデファクトスタンダードありますね。

あまりに普通なのでいつも一番最初につくる装丁企画案ペラは今回ご用意ございません。(多分こういうのが執筆モチベ低下に繋がったと分析している)

 

◼️仕様

今回私の進行がカスすぎたため、帯・カバーと本文で印刷所さんが異なります。

判型 :A6(文庫判105×148mm)

頁数 :152頁(表紙含む/口絵除く)

カバー:コート135kg/オフセットフルカラーカレイド印刷※/クリアPP/片袖スジ入

帯  :コート110kg/オフセットフルカラー印刷/片袖スジ入

表紙 :インペリアルマット180kg/スミ1色

口絵 :コート110kg/オンデマンドフルカラー両面印刷

本文 :クリームキンマリ70kg/スミ1色

版面 :右閉じ40字×16行約50,000字

印刷所:【カバー・帯】ブロスさん【本文】くりえい社さん

※カレイド印刷はブロスさんが採用している東洋インキさんの「kaleido」インキを採用したオプション。通常プロセス4色にインクをプラスするのではなく、広色再現の可能な4色インキだそう。RGB入稿OKで再現性も良いのだけど、お察しの通り印刷はオフセットのみ対応。

 

◼️カバー

おもて

背

うら

肌色が多いため、通常4Cフルカラーではなく前述のカレイド印刷を選択。

ブロスくんの説明では特に黄〜赤の階調が豊か、強い赤も出る、白〜マゼンタが綺麗、濃い青の再現力が向上ということで今回は使わない選択肢がない配色だった

実際の上がりを見てみても、私の作業画面とほぼ遜色のない色の出方でめちゃくちゃ満足度が高い 並べて見ても媒体が違うので物理本の方の彩度が落ちて見えるのは当然として、肌色がくすんでいないのが本当に嬉しい あと私のわかりにくい黒髪の色塗りもちゃんと再現できていてすごく感動した 2,000円くらいプラスするだけで納期も変わらないので、オフセで刷るときは是非選択肢として思い出してほしい 最早標準装備にしておいて欲しいレベル

私のiPadくんがクソ小せぇことがバレてしまう

あと帯の折り返しに著者近影入れるのも憧れがあったので入れた またやりたいことを完遂してしまったな……

こんなん描く暇あったら本文書けほんま

遠いとこまできたもんだ

 

◼️帯

帯付き

背にも絵が入ってる入ってるんだぜ

この台詞は本文に収録されておりません(カス)

納期に余裕のない人生を送ってきました。の人なので今回生まれてはじめて帯をつけた

本屋でいろんな帯を眺めて、大まかな方向性があるのでその中でもやってみたかったカバーの絵柄に文字乗せしているようなシームレスデザインを採用。こっちはカレイド印刷していないので、肌色のトーンとか青の出方を比べるのにちょうど良いかも

内側のところは大体そのレーベルか出版社の告知エリアなので、特に告知することもないなと思ったけどせっかくなので自家通販サイトとエロ絵ぶん投げぽいぴくくんの告知をしました

ブース

ぽいぴく

 

◼️表紙

シンプルすぎる

まあ裏はいつもこれや

10時入稿だったんですけど9時すぎて入稿データまとめはじめた段階で表紙つくってないことに気付いて笑いながら作ったからシンプルすぎる でもラノベ系って結構クソシンプル表紙多いので、違和感ないと思います

 

◼️口絵

男性ですがえっちなので乳首を隠しました

男性ですがえっちなので乳首を隠しました2

地味に遊び紙が入らないのも今回はじめてかもしれない ラノベは口絵がたくさんあるので遊び紙入らないんだよね 本当はこっちをカレイド印刷にしたかったんだけどブロスさんの見積段階でも口絵はオンデマなのでオフセ見積もらったら流石におごれる金額じゃなくてやめちゃった🤭

実際は本文印刷が間に合わずくりえい社さんにお願いしたので、こちらも普通のオンデマです。

 

◼️目次、章扉、版面など

目次と章扉

本文

表紙のタイトル文字を少し調整してタテイチにしたものを目次に入れたんだけど可愛くてよかったかも 章扉はいつもパラパラめくったときにわかりやすいようにスミの面積を多くするとか柄を入れるようにしているので今回もそうしてますが、普通のラノベは章扉なしでタイトル部分にデザインあしらいみたいなの入れてすぐはじめるタイプが多いから、これはラノベ風ではなく同人デザイン感があるなと思う

 

◼️カスみたいなスケジュールやその他について

・今回本当はすべてブロスくんで印刷予定だったのですが、割増の判断が遅く本文印刷は受けてもらうことができなかったので、急遽本文を締切の遅いくりえい社くんのさらに割増で予約しデータをぶち込むクソ進行をしました 本当にカス

ブロスくんのご好意でもし本文他のところで間に合うように刷れるなら、通常はやっていないけれどカバーと帯のみそのまま直搬で送ってあげられるから必要なら言ってね〜とお申出いただきありがたくお言葉に甘えた次第です。

ただ、もともとカバーと帯は当日手巻きするつもりだった(なぜならそうするだけで入稿が3営業日も遅くて済むので)ため両袖スジ入れをお願いしていたのだけど、本文が別印刷会社さんになるなら背幅のこともあり念のため片袖スジ入れでお受けしますとのことで、当日私のカバー巻を手伝ってくれたフォロイーには余計なお手間をかけることとなりスライディング土下座

 

・当初は本文用紙をクリキン62kgでいくつもりだった(なぜなら10万字くらいになると思っていたから 本当に)がくりえい社くんは70kしかなくて、特に文庫でページ数が多めになる想定の方は印刷所を選ぶときにしっかり薄い紙があるかどうか確認した方が良いと思います

カバーや表紙先行入稿タイプの印刷所さんを使う場合、カバー入稿時の背幅にまだ書いている途中で最終ページ数が確定していない本文をある程度びた合わせできるかどうか問題が出ると思うのですが、私は

 1頁の字数を調整(今回は40字17行→40字16行に)

 紙厚を調整(58〜62kあたりと70k前後で調整)

あたりで書きすぎた、少し足りてない、を調整しています いやちゃんと背幅が必要なものを入れるときに本文を書き終わっていろよという話なんですが ほんとすみません

 

でもなんかものすごいスケジュールだったわりに可愛いブックができて嬉しかったです しばらくこのシリーズを書くと思うので次は余裕を持ってさらに豪華にしたいです

オタクは塊肉の夢を見るか

でかい塊の肉を喰らいたくて仕方のない衝動に駆られることがある。
都合が許せば二週間に一回くらいの頻度で喰らいたい気持ちもある。しかし複雑な現代社会を生きる我々に、なかなかその機会は訪れない。

そんな私が先日東京旅行の際にお邪魔したうんめえ塊肉を食べやすくして出してくれる店があまりに最高だったのでログを残します。


◾️行った店

lawrys.jp

ソニック・ザ・ヘッジホッグのやつだ。
ソニック・ザ・ヘッジホッグのやつは、わざわざ言うからにはそれを代表していたり自信があるやつだ。
ここで私のような塊肉初心者はさらに首を傾げるーーそう、プライムリブとはなんなのだ?

 


◾️プライムリブとは

 

なんか肉の部位だよなと思っていたけどなんかそれはそうだけどそうじゃないみたいな感じなのがここにまとまっていたので時間がある人は読んでください。

 

プライムリブクラブとは - PrimeRib Club

(日本におけるプライムリブ普及促進活動を行っている正体はよくわからない団体)

クソ雑に要約すると、「日本で言うリブロースの部位で作るアメリカ式の厚切りローストビーフ」みたいなもんです。※よく食う薄いやつはイギリス式らしい

 


◾️入店

公式WEBサイトより引用

店構えがヤバい
普段下町居酒屋みたいなとこばっか行くので当然こんなところに行く予定もなく、当日突然飛び込んだのでスニーカーの人は帰れとか言われんのかなと思ってドキドキしたけど大丈夫だった
店内は300席以上あり、個室や少し区切られたテーブル席もあり、オープン席もありでどんな奴が来ても対応する気満々

公式WEBサイトより引用

ラスティック=田舎風、とか素朴、という意味ですがなにがどう素朴やねん 四人で行ったけどもうすでにビビり倒す俺たち

 


◾️着席〜オーダー

 

席に通されたら「後ほど担当が参ります」みたいなことを言われてさらに縮み上がる俺たち 担当 担当?担当なんて美容室でしかついたことねえぞ いかついデカいおっさんが来て一番高い肉をたくさん食べないと返してもらえなかったらどうしようみたいな緊張が走る

「いらっしゃいませ!」

やってきたのはギャルっぽい可愛いお姉さん ていうかここの女の子の制服すげー健康的で可愛くて良い 地元にあったら大学の時ここで働きたかった
で、ランチメニューの説明を受けたのですが、なにより良かったのが「デカい肉を一つ頼んでみんなで取り分けるのも全然OK」と言っていただけること
メニュー見てもらうとわかる通りバカみたいに高くはないけど結構良いお値段はするから色んな意味で助かる

肉部分のランチメニュー公式WEBサイトより引用

またこの肉はg数売りなので、安いと肉が薄くなっていくが、醍醐味は分厚い肉のまま食うところにあるので、そういう意味でもデカいのを頼んで分けるのは理に適っているっぽい

他のアペタイザーとかも頼まないとなとは思うものの腹がいっぱいめの人もおり、恥を忍んで「すみません、このサラダバー人数分とロウリーカットを四人で分けても良いものでしょうか……」とお姉さんに聞いたら「はい全然大丈夫ですよ!十分楽しめますので!」みたいな快諾の返事をしてくれて涙が出そうになった 今日日こんなに優しいホール対応を受けることがあるなんて…

ということで次来た時はロブスターとか牡蠣とかも食べますと思いながらロウリーカット(300g)とサラダバー、それに流石ガーデンプレイス内ということでエビスドラフトを頼んでターンエンド。

 


◾️サラダバーがもうヤバい

公式WEBサイトより引用

サラダバーにスープ飲み放題とデザート食べ放題が内包されており、最後にお茶かコーヒーのサービスまで含めて3,000円。ガストのサラダバー600円と比して5倍という脅威の数値だが、なんかもう空間がデケえし接客が良いしで訳わかんなくなって普通に安くね?という話をしていた 高い安いだけの話なら安くはないです

ワタの奥がサラダバーの戦利品です

いつも同じラインナップかどうかわからないのですが、サーモンマリネがあまりに美味すぎて無限にこれで酒飲めるなと思った あとドライトマトにオリーブ類、ソフトサラミまで完備 白ワインボトルでぶち込んでがっぱがっぱ飲みたすぎた
あとカリフラワーの進化系のカリフローレさんとか、アーティーチョークさんとかも居たし、葉っぱのバリエーションがとにかくすごかった(疲れてて写真を撮る気力がなくてサラダバー部分の写真はない)
そしてフルーツもあり、この日はせとかとメロゴールドとかいうなんかクソ甘いグレープフルーツみたいなやつがあってそれもんまかた
ソフトサラミもめちゃくちゃつまみだったし、ポロ葱のスープも美味しかった〜!スープもう一種類カリフラワーの冷製スープまであって天才すぎる

みんなが青い葉っぱをたくさん食ったりしている中、ストイックにサーモンマリネとソフトサラミを無限食いしていた また行きたい

 


◾️肉の前に来るフォカッチャ

 

写真がないが、確かサラダバーを貪っている途中でふかふかのフォカッチャが運ばれてきて気が動転した 大きくてふかふかで サラダバーのオリーブオイルを取ってきてそれにつけて食べたら飛んだ

 


◾️肉、到来

宇宙船や

なんか宇宙船みたいなものに乗った塊の肉が運ばれてくる。
焼き加減別で塊が分かれてるっぽいがなにもわからないので「アッアッオススメヲ……」ってしたら確かミディアムレアになったはず
メダルをしている店員さんは目分量できっちり規定の肉をカットできる選ばれし者らしい

四人で分けるのでカットしてもらうんだけど、でけえ一枚肉のまま一度写真を撮るか聞いてくれてわ〜撮りまぁす‼️って大はしゃぎして写真撮った

じゅる

カットサイズは4か8で、4等分にしてもらった
また肉に合わせて付け合わせが三種類(クリームドスピナッチ、マッシュポテト、クリームドコーン)

どれもカロリーの味がしてクソうまい

そしてこれが切り分けられた肉

美味そうすぎる

 

色がさ 生肉めいて見えるくらい赤いんだけど、中まで完璧に火が入っている不思議
赤身のしっとりした柔らかさと溺れそうなジューシーさ
私の皿に乗ったところは大きめの脂と筋のようなものが視認できるんだけど、なんとここもとろっとろに柔らかくって、全部ぺろりと食べられる 多分これならひとりでロウリーカット余裕で食えるなという感じ

ソースがまたとんでもなく美味くて、サラッとしたテクスチャに牛骨出汁を強く感じるオ・ジュソースとやららしい このソースうますぎる飲みたいと思ってたら、なんかまた運ばれてきたのがこのヨークシャープディング。

くせになる謎の食感で好き

 

グレイビーを残さずに食べるための付け合わせのようで、私がまさに欲していたもの 食感はなんか薄いだし巻き卵とデニッシュの中間みたいな不思議な感じで、調べると苦手な人も多いっぽいんだけど私はめちゃくちゃ好きだった

あと肉につけるホースラディッシュと、クリームと混ぜたホースラディッシュクリームの二種類が用意されていてこのクリームのやつが美味くて目ぇひん剥いた

 


◾️食後

 

サラダバーもなんもかんも、おかわりするときに皿下げてくれて新しいの使ってねってしてもらえるのがすごすぎる
肉食べた後もまだ大丈夫ならサラダバーおかわりしてくださいねと担当のお姉さんに言われておかわりしたような気がしたんだけど夢だったかも🦆
デザートのタイミングでまたお皿を下げてもらって、飲み物のオーダーをしたらそのうちポットがやってきてカップに注いで提供してくれる
最後までゆったり過ごせてそれもよかった

かためのプリンめっちゃ嬉しかった


◾️余談と感想

 

・東京の人間は誕生日のときにここに来るらしく、2時間くらいいてガチで10回くらいハッピーバースデーの歌を聴いた ここのスタッフは強靭な喉が求められるのかもしれない

・通常フロアと別にバーカウンターがある バー利用のみも可能でなんと平日17時〜19時はハッピーアワーをやっており、ビールやハイボールが一杯500円、1,500円でシャンパンと牡蠣セットが頼めるらしくて神すぎん?近くにあったらアホほど行ってると思った 東京住まいの人是非行ってきてほしい

公式WEBサイトより引用

・このアメリカンスタイルの分厚いローストビーフを出す店が私の地元ではずっと昔に絶滅してしまっているので、久しぶりに塊の生肉みたいなものを摂取することができてマジで嬉しかった 次東京遊びに行った時もまた行きたいです

 

 

作った二次創作同人誌の装丁備忘録(13)

過去最高にギリギリに入稿したというか基本印刷されないと思ってたらなんとかなった、2024年12月1日Dozen Rose Fes.2024で頒布した本の仕様まとめです。

 

■ゴールイメージ

貞操帯が作中に出てくることと、攻くんの受くんを誰にも渡さないという強い妄執のような冷えた熱情と、シリーズとして「籠(ケージ)」がモチーフであるということもあり、企画当初はハードカバーのブックケースに自分で鍵付き日記の南京錠を取り付ける特装版と、通常版としてこのような仕様を考えていました。

わたしはいつも書きたい話の装丁をこういうシートにまとめています

が、印刷所さんへの問い合わせで色々と妥協できない部分が再現できない→箱類をつくる会社複数社検討するものの単価合わず+それでも妥協したくない部分が解消されないことがわかったので、物理的にこの仕様は断念し、以下仕様に変更。

右下は納期がカスのためお願いしたことを懺悔している私

廃盤用紙を多数希望視していることと、これがラフなので仕上がりは調整して変更している部分もありますが、基本はこちらに則って制作開始。

 

◼️仕様
判型 :B6

頁数 :140頁(表紙含む)

カバー:レザック16瑠璃/特色1C(金)

表紙 :色上質(白茶)/スミ1C

遊び紙:クラシコトレーシング45k

口絵 :ミランダスノーホワイト130k/片面フルカラー

本文 :美弾紙ノヴェルズ

加工 :カバー箔押し(ピンクゴールド)

版面 :右綴じ40字×17行約50,000字

印刷所:ブロスさん

 

■カバー

皮の質感を出したく、印刷所さんで印刷可能で最も皮っぽいレザック16を選択。

多数の色が廃盤になっており流通在庫しかないのですが、手配がついたので使えました。(本当はニューウエブロンカラーという紙が一番理想だったですが、相談したところ分厚すぎて通常印刷機を通らないためNGが出てこちらに変更した経緯があります。。。本当にこの本はやりたいことを出来る形にするのに骨を折りました。。。)

シンプルにしといてよかった

香港マフィアパロということもありなんとなく赤のイメージがあったのでこのカバーも最初は真紅あたりにしようとしていたのですが、実際に紙を紙屋に見に行き、裁断済みになっていたものをいくつか購入してカバーサイズに折り込んでみたところ瑠璃の方がなんとなくしっくりきた(本文の攻受パワーバランス的にキーカラーが青系統の方が良かった、というのが正確な理由かと思います)ので思い切って瑠璃の方を採用。

表1部分の図柄は箔押しで、これも用紙が赤であれば通常金かつやけし金を想定していましたが、ピンクゴールドに変更して大成功でした。花や葉の細かいところは過去のブロスさんの傾向からところどころ潰れるのを想定してこの細かさでわざと入れました。大成功。

気に入ってる きれい

また、箔は金額計算が面積に依るため、背と裏の文字・ロゴについては箔利用はしないと決めていましたが、地色が濃くCMYK掛け合わせの擬似金色では視認性が確保できないと判断して、特色金インクを使用に変更しました。

箔との違いは一目瞭然ですがしっかり濃い用紙でも判読できる仕上がりに

 

■遊び紙+口絵

素敵なイラストをお願いできることになったもののカバーのイメージが出来ていたので、今回は口絵という形で組み込ませていただきました。わたしのカスみたいなラフがとんでもなくえっちなことになってアウトプットされてきたので、こんなんカバーめくって最初に見たらオタク死ぬわと思って心の準備をするためのクラシコとレーシングを挟み、ぼんやりとですがしっかり「ヤバい」ことが透け感の奥に伝わるように。余計にえっちな感じになると思ったんですが現物を見たらやっぱり余計にえっちになっていたのでとても嬉しかったです。

ワクワクがすごい

元々は遊び紙をキュリアスTLイリディセントという半透明で偏光する紙を使いたかったのですが、こちらも廃盤、流通在庫もなしとの回答だったため、遊び紙をクラシコに偏光し、口絵用紙をミランダスノーホワイトにすることで夢のようなきらめきを表現しています。

肌の部分がより細かくきらめいて見えてすごく綺麗に仕上がって感動した

しかしミランダって使い勝手の良い紙だな〜

 

■表紙

表紙はシンプルで問題なかったため、コスト調整の意味も込めて色上質にスミ1c印刷に。色上質の薄茶という色が市販文庫本の表紙に似ているので何もない時はそれを採用するのが好きです。

白茶はスミインクも映える

 

■中扉・章扉

クレマチスの花言葉に「甘い束縛」というものがあるというのを見つけたので、今回はカバー・表紙・中扉・章扉すべてにクレマチスの花うぃあしらっています。

中扉

章扉

 

■本文

ああ美弾紙ノヴェルズ、B6判のこのくらいのボリュームのときの手触りやめくり心地が最高で用意がある印刷会社さんであれば絶対使いたい

あと版面はカバー先行入稿なので背幅が全然決まらないままえーいこのくらい書ける!→全然時間ないですのいつものやつをやったのですけべメインの本にしてはフォントがデカいです。でも間抜け感なかったし余白とのバランスも良かったから今後はこっちの組み方でいこうかな〜

するっと読める感じの組み方

 

■その他

油断したら割増の枠が全部埋まってキャンセル待ち戦争をする羽目になったので出来れば次回本出すことがあればそれはやめたい 気になって仕事が数日あんまり手につかなかった

作った二次創作同人誌の装丁備忘録(11)

なんと仕様的にすげ〜前倒しで入稿したので5月5日のイベントの新刊なのにもう手元にあってこれが書ける 奇跡か?

いつもの装丁メモです。

 

■ゴールイメージ

オーソドックスで、とにかくイラストが映えるもの。

今回生まれてはじめて自分の本の表紙を自分以外の方に描いていただく運びとなったので、いただくイラストが最大限に印象的に見え、かつ中身が官能小説なのでそれも伝わるような表現を目指しました。

 

◼️仕様
判型 :B6

頁数 :200頁(表紙含む)

カバー:ヴァンヌーボVスノーホワイト105k/フルカラー

表紙 :ヴァンヌーボVスノーホワイト175K/フルカラーRGB/ベルベットPP

遊び紙:ファーストヴィンテージスカーレット

本文 :淡クリームキンマリ72.5k/モノクロ

加工①:カバー箔押し(アバロンシルバー)

加工②:表紙エナメル加工

版面 :右綴じ42字×18行約80,000字

印刷所:プリントオンさん

 

◼️カバー
今回わたしは大ポカをやってしまったのですが、仕上がりはめちゃくちゃ「美」だったので怪我の功名ってこういうときに使うんだ…!という気付き

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タイトル文字は既存フォントをベースに濁点の配置や繋がっている部分の処理の足し算引き算を行い、シンプルでありながらタイトルの通り、粘度のある水気を感じる表現を目指しました。

兎にも角にも頂戴した最高イラストに視線がいくように、邪魔にならないその他部分を目指し、デザイン部分は私にしては珍しく試行錯誤しました。

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印刷はタイトル部分は箔押し加工で、アバロンシルバーという箔を使用。アバロン=鮑の貝殻の内側をモチーフにした箔で、面で使うとそれがよくわかるのですが、今回は敢えて細めの文字に使いました。これくらいの太さがあればおそらく普通の銀箔とは全く違って見えるだろうと踏んでのチャレンジでしたが、思った通り、銀箔だと思うと違和感がありつい何度も傾けて見てしまう不思議な光り方を呈します。今回も想定ピッタリ 敗北が知りたい

と思っていたらど敗北したんですけどカバーは本当はRGBフルカラーになる予定だったのですが、最初の見積時にヴァンヌーボを選択するとプルダウン上で見積ができなかったのを失念しており通常のCMYK掛け合わせでの印刷になっています。オンちゃんに言いたいことは色々あるのですが上がりがむしろ良かったのでヨシ!!

 

◼️表紙

カバーをかける本って、あまりカバーを外して表紙まで見る普通の人っていないと思います。オタクは色々知ってるから確認すると思うけど

でも今回の本のふたりは「外面と内側がめちゃめちゃ」なので、そこを端的に表現したく、カバー=外面のふたり、表紙=内面のふたりを対にして、「カバーを剥ぐ」という行為に意味が出るようにしました。

綺麗な外面を剥ぐと、どろどろのどうしようもない中身が露呈する。どういうこともない単調な仕掛けですが、いただいたサイコーピクチャーの「落差」をわかりやすく徹底的に楽しめる、最適解だと自負しています。

表2-3自体にも手触り感が発生するので、PPをかける上でも妥協せずにヴァンヌーボを使いました。かけたPPはベルベットPPで、あのしっとりとした桃の肌のような手触りを生っぽく伝えたいと思って選定。

その上から、エナメル加工という他社だとニス厚盛りとかスポットグロスとか言われるような、クリアインクを熱硬化する加工を施しました。

タイトルと汁気がうるつやになっています。

ぜひお手元に届いたら舐め回すように見てくださいね。

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さらにもう少しえっちに出来そうなのでまた機会があったらえっちな絵描いてもらお〜!

 

◼️版面

42字×18行。エロ本でアホみたいなので少しいつもより詰めてますが、個人的にゆったりと読みやすい版面が各サイズ見つかりきったので一安心です。フォント変えるとまた微妙に変わるから調整いるけどね…

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◼️その他

遊び紙のファーストヴィンテージスカーレット。ほんとこれすき

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あと中表紙良い感じになった

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目次はこんな感じでシンプル

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◼️備考

今回はマジで他の人に絵を描いてもらうためにした考え事や作業がワンストップのものと比べてけっこう莫大にあったので、別記事でそれもまとめようとおもいま〜す!

 

 

 

作った二次創作同人誌の備忘録(10)

いつのまにか10冊も本作っとるこいつ 正気か?
記念すべき10冊目はなんと全年齢の本になりました。10冊も推しカプの本つくったの? 正気か?いつもの装丁メモですよろしくどうぞ。

 

◼️ゴールイメージ
マートのロゴ見てこれは杜氏の岡田を書くしかないと思った次第 久々の迷いのないワンイシュー☺️ところで実は昔酒屋をやる土佐トリオの話をあげてたことがあるんだけどあれも気が向いたら書き直して続き書きたいわね

 

◼️仕様
判型 :B6
頁数 :192頁(表紙含む)
カバー:きらびき白HG-135/フルカラー
表紙 :ミランダスノーホワイト170K/フルカラー
遊び紙:ファーストヴィンテージカシミヤ88K
本文 :美弾紙ノヴェルズ63k/モノクロ
加工①:カバー箔押し(パール箔)
版面 :右綴じ40字×17行約70,000字
印刷所:ブロスさん(初)

ブロスさんに初めてお願いしたのですが、見積とかこの紙ありますか?とかも丁寧にお返事くれたり、カバーデータ先に送るから変なとこないかチェックしてくれる?したらちゃんとしてくれるし、丁寧で優しかった あと紙、取り寄せしてもらえる用紙が多いのもポイント高いし噂通り製本がめちゃんこ綺麗でビビった

 

◼️カバー
仕上がりがこれ。

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絵のクオリティはさておき紙と箔選びが完璧すぎて完璧やろこんなん
自分で折って巻くのは死んでもやりたくないので、折って巻いて納品してもらいました。

使った用紙は「きらびきHG-135」。
このきらびきという紙、印刷会社さんによってはたまにラインナップにあるのですが、ちょっと不思議な商品構成です。
ベースとなる用紙が既に存在し、それの片側にパール加工を施したものをこの「きらびき」で総称しており、その後ろのアルファベットが元の紙の名称を表しています。ちなみにさらにその後ろの135というのは紙の厚さを表す表記で、雑に簡単に掴みの説明をすると、

・135や180はポスター類に使えるしっかりさ
・110だと触ったときにしっかりしてるな!というかんじのリーフレット
・70〜90だとその辺のちらし
・さらにそれ以下だとペラッペラのやっすいちらし

みたいな使われ方をしてるかなと思います。

話がそれましたが、このアルファベット。
今回は最初にしっかりとした手触り感があり、最初のページを開くときにワクワクどきどきしちゃうような物語への期待感を感じて欲しかったので、HG、元の紙名称は「ほそぎぬ」という、ウォールクロスのような、布目のような模様が細かく入った用紙にパール加工がされているものをチョイスしました。

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わたしは基本的に必ず紙見本を取り寄せ、紙圧や紙色、めくり心地や刷り色の沈み方などをできる限り確認して使う紙を決めます。
しかし今回の紙はそもそもお願いしたブロスさんでも常備用紙ではなかったため、後述の遊び紙と合わせて取り寄せいただきました。

 

◼️箔
人生で生まれて初めて箔を押しました。最高

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さて、私は毎回本のキーカラーやカラー系統を決めて作業に臨んでいますが(色んなもので使う色がブレると面倒なので)、今回は酒蔵の保冷タンクが緑色……だけどタンク色の緑は重くてちょっと作品の雰囲気には合わないので、軽く明るく、可愛くさわやかなブルー寄りのグリーンをキーカラーに選定しました。
なので最初はアイスグリーンあたりの箔に狙いを定め、これも箔見本を購入してイメージとブレてないか確認をしたのですが、間違ってはないけどなんだか私の中で馴染まない。ちょっと悪い意味での「異物感」の方が強すぎる、というファーストインプレッションがありました。
理屈の前にやってくる第一印象は必ず信じて理由を探すことにしているので、他に色んな箔を見ながら異物感の正体を確認したのですが、今回は(下手なのはさておいて)この一枚絵でどれだけの人を引き込めるかが勝負であり、この「面」だったり、描かれている空間の広さ、大きさを邪魔せず伝えたいと感じていることがわかったので、カラー箔ではなくパール箔を選択。

ちなみにブロスくんでつかえるパール箔はこのパール箔と、もうワンランク高い透明パール箔というのがあって、前者がマット系に仕上がるのに対して後者は少しだけマゼンタがかったグロス系の仕上がりになるみたいです。

箔や特殊加工を施す場合は、色や光り方に落差があるほどわかりやすく視認性があがると思うので、ベースのきらびきもパール感のある紙で、箔もパールは少し同質に寄りすぎかとも思いましたが、下に濃い目のイラストがある位置に箔を押すつもりであること、そしておそらく箔をプレスしたところはこの紙の布地のような模様が消え、マットな質感になって可読性がある程度担保できるだろうと踏んでの選択でしたが、仕上がりが完璧に予想通りでマジでンギモッヂヨガッダ

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次はアヴァロン系の箔かポーラライトの生き残り使いてえ

あとこのロゴも自分で作った えらい 生まれて初めてベクター曲線?引いた もうやり方忘れた

 

◼️表紙

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ほんとはミランダの浅葱色に白インクで刷りたかったんだけどミランダの浅葱は扱ってないよ〜ん!って言われたので、大人しくスノーホワイトにカラーで全面刷った
ミランダって本当綺麗な紙だよね〜みんなも表紙困ったらこれが良いよ 質感良いしキラキラして可愛いし印刷適性も高い PPとかかけると良さ死ぬからそういうのも要らないのもポイント高い 私は紙の質感が好きなので出来る限り特殊紙、PPをかけずに使いたいオタクです

 

◼️遊び紙
本当は表2と3に遊び紙と同じ紙を貼り合わせてもらう見返しの加工をお願いしようとしていたのですが納期間に合わなくて諦めたら早割入稿になったの草だったということでクラフト系で大好きなファーストヴィンテージのカシミヤを選択。

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私この紙好きすぎてことあるごとに使っている 色んなカラーもあって紙もしっかりしてて良いよ おすすめ ただのクラフトでよかったら安いやつあるからそっち使おうね

 

◼️版面
17行×40文字。こんな感じ。

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同じくらいの版型の文芸書やらラノベやらを色々見て、好みの余白のものを参考につくる感じ。

で、今回カバーを本文と表紙より先に、結局10営業日以上早く入稿する羽目になったので、その段階でまだ20000文字くらいしか書けていないのにも関わらず背幅を決める、つまり最終頁数をfixしないとならない、という最大の山場がありました。
私の場合は大体一話をまるっと書いて、想定の版面に流し込み、その頁数を参考にして残りの章立ての数にそれをかけて暫定で頁数を出すとまあそこまで大きく狂うことは基本無いんですが、今回はマジでカバー入稿タイミングで量が書けてなさすぎたので、上振れしそうか下振れしそうかも読めなかったので、最終的にどうにもならない感じだった場合、この版面の文字数を調整して数ページの増減に対応することに。
結局時間がなくて書きたいシーンをいくつか削ったのでページがあまり気味になったので、想定の中で一番1ページあたりの字数に余裕がある組み方にしたのですが、結果的に読みやすく美しい余白になって良かったなと思いました。

あと今回は各章ごとに扉を入れ、さらにフッターに各章ごとの見出しが入るようにしました。

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わたしは本文の入稿データを拵えるのに縦式というあぽよらけらよぉ!の編集アプリを使っていて、それだと機能的に見出しに画像を使う場合はフッターに章タイトルを入れられないのが気になっていたのですが、この度えいやでAcrobatの年契をしたので詳細は割愛しますがそれが出来るようになったってコト

 

◼️本文その他
本文用紙も実は毎回めちゃ悩むのですが、今回は途中までコミック系の用紙にしよかな〜と思っていたものの紙見本触って分厚すぎんな〜と思って同人誌用に開発された美弾紙のノベル用に変更しました。
触り心地も紙圧感もちょうど良くって、これにして良かった〜☺️
あと今回は流れるように読めると良いなと思ってフォントは確か筑紫明朝にしたはず 変な特徴なく柔らかい雰囲気で視認性が高い ヨシ

 

◼️裏表紙
日本同人誌コード管理センターさんいつもありがとう☺️

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◼️スペース造作

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今回は片方酒蔵にした 杉玉はちょうど良いちっちゃいのがあったから通販しといた✌️あともう片方を初めてお品書きにして、価格わかりやすいように修正したんだけどこれが良いな 次回から基本このスタイルでいくぜ

枡はオリジナルで作った これもちもちマスコットが完璧な状態で入るので増産することにした インテリア用品です

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あと酒のラベル風シールもつくったしポメのグッズとかもつくってた わたし なんでもつくれます!!

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◼️お隣がインフルで急な欠席になったのでつくったもの

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スペースもったいなくて悔しいよなと思ったのでお許しをいただいて推しカプのかっこいい四文字熟語を掛け軸風にしてかけといた✌️

おやすみPOPもつくった✌️

 


イベントが終わった後に蟹しゃぶとかつまみとか食べたいので来年は5月のスパコミのプチオンリーに出れたら出たいな〜と思ってま〜す✌️

東京で食べた美味しいご飯のはなし

先日(2023年6月24日~26日)、自作のえっちな本を鬻ぎに上京していた。

上京の際には必ず1軒、酒と飯合わせて13,000円~25,000円くらいのレンジの価格帯の店へ訪問している。今回は地元の札幌で世話になっている日本酒バーのママが昔一緒に働いたことがある方で、お食事が美味しいシェフが独立されてやっている店をおすすめしてもらったのでそちらへお邪魔してきた。

とてもコスパが良く日本酒も幅広く取り揃えており、かなり推せるなと思ったのでログをしたためておくがやっぱり後半の記憶が怪しい。

 

■お店について

お邪魔したのはこちら。

kyobashif.owst.jp

場所は宝町駅至近。私が蔵前に宿をとっていたので、浅草線ですぐ行けたのもありがたい。アラカルトはないのかな お食事コースにお酒8杯がついて税込12,000円ってこの感じのお店だと若干不安になるくらいやっすいなと思いながら予約。

写真を撮り忘れたが店の看板とか出てないので、一緒に行ってもらったお友達から「住所は合っているが入口がわからない」と連絡をもらって焦って行ったらほんとにどこが扉でどこが開くのかよくわからなかった。おしゃれだ。

 

■1品目:金目鯛の押し寿司

沢山酒を飲むので最初に少し飯を腹に入れさせてくれるの「わかり手」

普通に旨い(ボキャ貧)。最初に飯食えるの助かるという気持ちの方が大きかったかもしれない。

最初のお酒はこれ。

クリーンでキュート

山口は下関にある長州酒造の「天美」。蔵自体が新しく、3年目のつくりかな??かなり造りが手馴れてきているなという印象で2年目とかに感じた変な調整もなく、トレンドに沿ったクリーンで穏やかに愛らしい甘さのある全方位外交酒って感じになってた。

 

■2品目:糸瓜の担々麵風

最初人の話を聞いてなくてなんだこのそうめんって思ってた

糸瓜って食べたことないんだけど湯がくとそうめん状に繊維がほどけるかぼちゃの仲間なんだって!またひとつ新しいことを知れた✌それを担々麵風の冷静胡麻スープでいただくやつ。

ペアリングとまでは謳っていらっしゃらないが実質ペアのコースで、合わせるのは日本酒、結構味の乗ったものも多いことから、酒が進むように敢えて少し濃いめで調味しているのが良くわかる。ご本人のスタンスがどっちかは知らんけど、「料理を主眼にそれを支えるために酒を出す」というよりかは、「料理と酒、どちらも美味しいバランスをとる」という方向性のお店なのでしょうか。

かえるちゃん

福島の仁井田本家「にいだしぜんしゅ おだやか」。全量生酛仕込みでしぜんしゅブランドの方はかなり飲み口の乳酸感が強いイメージがあったのですが、これはかなりその部分が抑えめでかつ生酛らしい骨太の造りの余韻も感じられる、ハイブリッドモダンな感じがありました。これなら私も飲める(乳酸強い酒は飲めるけど嫌いなので普段飲まない)

胡麻とみその風味の強い椀だとこのくらい乳酸感があっても気にならないし、どっしりしていてちゃんと胡麻のクリーミーさの後味をきれいに切ってくれるし、良いチョイスだと思いました。

ちなみに一緒に行ってくださったお友達はお料理+お酒1杯で7,500円(税込)のコースを選択して、お酒はそのあと飲める分追加してこうね、というやり方でオーダーをしています。またふたりの好みをそれぞれ聞いてもらって、2杯目以降は別々のお酒をだしてもらっています。

 

■3品目:葉もののサラダ

野菜に興味が薄すぎる

なんかもっといい感じの名前で出てきた気がするんですがサラダという理解しか頭に残っていない🙃ドレッシング的なものの酸味とチーズの旨味のバランスが良く、これもおさけほいほいだな~~~と思いながら先ほどのおだやかの残りを飲んでいた気がする

前述の通り乳酸感のあるお酒が得意ではないので、乳酸感のあるものと合わせて食べて食べ物の香気に寄せられると美味しく食べられる 助かる

逆さラベルって酒の名前が頭に血のぼりそうで気になる(?)

お酒はこちら、福島の大和川酒造店「彌右衛門」の酒販店さん特注商品。細かいところはこちらを参照するとわかりやすい。

植木屋特注!やまヨ印逆さ彌右衛門生 | 植木屋商店

わたしはあまりスペック見て酒を判断しないのですが、さすがに日本酒度-19度というのはわかりやすい指針になる(めちゃくちゃ糖類が酒の中に残っているので、まあ「甘い」はずというアタリがつけられる)。酸度5.0も結構平均値をぶっちぎってる数値なので(高いと「濃くてしっかり」低いと「キレがある」という通説)、甘くて濃いんだろうなと予測のつく酒ですがこの日はもちろん何も見ないでそのまま飲みました。

いろいろ特筆すべきところがあるのですが、味だけの評価だとファーストアタックは「ブルーベリーソースを乗せたチーズケーキ」のような鮮烈さ。その後口内に残る余韻も軽快ですが、酒の旨みもきっちり出ていてよかったです。

写真の時間見るとしばらくこれと野菜食ってたっぽいな サラダにこの酸味のある酒の差配は前の酒同様私の好みに合致しているのでありありのあり

 

■4品目:ごまかんぱち

ねぎとかみょうがとかマジで好き

福岡名物なのか?ごまさばのかんぱちバージョン。脂の乗り方が丁度良くて、すこし甘めの味付けにさわやかな薬味の香りで無限にたべられそうだったヤバい(翌日も似たような食べ物を見つけて蛮族のように食べた)

お酒はこれ

うすにごりの生酒 最近怖くてようのまんけど良かったよ

愛媛の首藤酒造「寿喜心」。この辺から記憶が怪しいが特に感想がなかったということは穏やかでまとまった出来のいいうすにごりだったんだと思う これお米ニコマル(飯米)なんだね 最近は飯米もほんとに上手に造れるところが増えてすごいな~と思っています

 

■5品目:お刺身

大体いつも半分超えると記憶がわやくそ

平目となんかのお刺身🙃なんかのこと 全然思い出せないけど 知らないおさかなだったの🙃

久しぶりに飲んだ

お酒は長野県宮坂醸造の「MIYASAKA」。日本酒つくるのに添加する酵母菌の「7号酵母」発祥蔵とされています。数年前に7号酵母回帰を掲げて造りを調整していてから途中あれ…となって飲んでなかったんですが、シャープで穏やかでまあ冷えてたし特にいちゃもんつけるようなところもなく良い食中酒だったと思います。

 

■6品目:あんきも

この世で相当好きランキング上位の食べ物

あん肝ってあんこうの肝なんですよ(わかる) これほんまふわふわして甘くて大好きなんですが、血抜きなどの処理ちゃんとできないところの食べると生臭くて吐きそうになるので食う店を選ぶ食べ物だなと思います。

蒸し方が天才ではしでつまもうとするとぷるほろっと解けてしまうような丁寧な低温の熱入れで、平素あん肝をいただくことも多いのですが過去イチレベルで美味しかったです。あと多分したになすびがいたはず 確か 煮びたし奴 酒がすっとぶわこんなん

呑んだことは覚えているが細かい情報をひとつも覚えていない

これも酒販店さんの特注のやつだった。ほんとにバランスよくメリハリが聞いてて、コース後半の少し鼻と舌が鈍ってきてるときに丁度良いボリューム感があったので助かる

植木屋別注!会津中将純米吟醸夢の香生原酒(1.8L) | 植木屋商店

 

■7品目:鮎の一夜干し

もう全然自信ない

なんか色々聞いたのにさっぱり覚えてなくて本当にすみません 本当に一夜干しで、昨日お店にやってきた鮎ですという話を聞いたような気がしないでもない 半生くらいのしっとりした干され方で食感はやわらかく、でも干されているので味が凝縮しているから噛めば噛むほど鮎の旨味が楽しめる「めっちゃ高クオリティな酒のアテ」だった これ毎晩食いてえ

にいだアゲイン

これか?多分これだ

www.yajima-jizake.co.jp

もう発泡感はかなり抜けていたと思う 低アルの酒って数年前からトレンドで、下手なところが造ると露骨に発酵が足りない味がしたり不快な味香りが出がちなんだけど全く問題なかった。あと鮎と一緒に食べてるので腹のところのさわやかな苦みえぐみとかでわかんなくなってんのかもしれない

 

■8品目:茶碗蒸し

おいしい餡がかかってるタイプのうめえやつ

餡の説明をめちゃくちゃしてもらったような記憶があるのにまたそれも覚えてない 本当にごめんなさい 豚さん 豚さんの話をしたようなしていないような 本当にごめんなさい 美味しいことだけ覚えています

これの前と後に2つ酒を飲んでるログがある

知ってるやつ

知らなかったやつ

雅楽代は2018年に色々あって業界初参入の若いオーナーが前の蔵を買い上げて新しく造りをはじめた佐渡の酒蔵。ここも色々味の調整をしてたなと思いますが、初期に比べてかなり食中酒寄りに酒質を調整してきた感じがありました。最初に飲んだ天美もそうですが、誰にも嫌われない、蔵の顔になれるお酒の味の方向性は穏やかで上品なものに転んできてるよな~

知らなかったやつは滋賀の「唯々」だった あんまりこっちで置く店ないんだよね これもめちゃ甘酸~って感じの子でしたわよ

 

■9品目(おすそわけ):くそでかにんにくのペペロンチーノ

肝心なにんにくの写真がない

マスターが隣のお客さんに今日こんなにんにく仕入れちゃってと良いながら両手に乗せてもはみ出るくらいのデカさのくそでかにんにくを見せると、見せられた客がどうしてもそれでペペロンチーノを食べたいのでパスタ買ってきますね!と途中お買い物に出て作ってもらったものがおすそ分けされたやつ。

美味しかったしマジでニンニクがでかくて笑った 以下ジャンボにんにく参考

dailyportalz.jp

 

■10品目:豚だったはず

ごめんけどほんと自信ない いつも肉料理食う頃の記憶がない

柚子胡椒つけて食うと肉の甘みが際立ってうまかったな~~という記憶だけあるのと、となりについてるのが黄身の漬けだったはずでこれだけで無限に酒が飲めるなと思ったはず

うまそう過ぎる

普段飲むことのある酒 ほっとする

会津娘はいいぞ(普段飲むのでログを残す気があまりない)

 

■11品目:土鍋炊き込みご飯

すごくおいしかったの ただめちゃ腹いっぱいなの

最後に土鍋ご飯がもりもりに出てきてビビった ここの炊き込みご飯、山椒が入っていてそのアクセントが最高に良かった~~~~ラストだからこのくらいピリッとしてると舌が少しまともに戻って米とかコーンの美味しさをちゃんと捕捉できるわね

めちゃくちゃ炊いてもらったけど食べれなかったのでおむすびにして持たせてくれた うふふ ありがとう

 

■まとめ

・7品のコースだった気がしたけどなんかめっちゃたくさん出た

・お酒は1杯50~60ccかな?500cc程度(2合半)くらい飲めるので、日本酒をあまり飲まない人はコースに1杯ついてるやつで慣らしながらのむべし

・時間はめちゃくちゃかけてもらって多分3時間半くらい居た

 

いずれにしてもこのクオリティでこのコスト感でお食事できる場所が東京にあると思わなかったのですごく驚きました。名店だと思います。

個室も一つあるにはあるみたいですが、基本マスターおひとりで店に立たれているのでカウンターOKで少し落ち着いて美味しいものとお酒をゆっくり、というのが良い方にはお勧めします。