ババアの手打ち文字そば

オモコロさんでやっている文字そば(1000文字くらいのエッセイ)やりたくて

作った二次創作同人誌の装丁他 備忘録(6-2)

突如マックス多忙が訪れて入稿が押して必要な刷物の納品がイベント前日になっていた。計画性のなさというか立てた計画を実行する推進力のなさが滲み出ている。今後の課題である。

こちらで紹介していた新刊の、特装版の方の装丁メモです。

 

■ゴールイメージ(再掲)

作る本を三回変えたので大分わやくそですが、結局内容を「今まで書いてきた作品たちのスピンオフを一気にまとめたちゃんぽんえっちブック」に定めましたので、それを象徴するような装丁を考えました。

短く脈絡のない話が並ぶこともあり、どれから読んでも大丈夫で、開けるたびにワクワクのあるイメージを形にしたいなと思ったので、お茶やチョコレートのアソートパックのイメージで全体を構成することに。

 

■仕様

判型 :文庫判×4冊

頁数 :291頁(4冊本文合計)

カバー:なし
表紙 :ヴィンテージゴールド(ブロンド)107K印刷なし
遊び紙:未晒クラフト(前後)
本文 :ライト書籍用紙クリーム55K/モノクロ印刷
ケース:キャラメル箱 内寸 幅110×奥行30×高さ155mm(既製品)
版面 :42字×16行 約10万字

ノベルティ:オリジナルハーブティ

 

今回は本の表紙や箱に別途印刷をしたシールを貼り付けています。本当はそれぞれ印刷したかったんだけどとんでもねえ金額の本になるので、できる限りやりたいことを諦めずにコストカットの極みまで予算を詰め切る、というのが至上命題に近かったかもしれない

以下、諸々詳細仕様。

 

■貼ったシールたち

シールは全てHAGURUMASTOREさんに発注しました。

データ入稿の決まりが結構シビアで、ちょうどクリエイティブクラウドのサブスク切ってたのでん〜また契約するのやだな…と思ってダメ元で入稿データ全部用意して「このデータで受注していただけますか?」と問い合わせたら大丈夫だった。ラッキー。

 

①ケース貼付タイトルシール

品名:A4シール台紙S409

印刷:オフセット特1C(蛍光グリーン)

用紙:Cottonスノーホワイト

やっぱり特色 蛍光と金銀は絶対 他の色も絶対掛け合わせより特色 そらそうよ

インキの色が最高。他に言うこと特にない。あっ歯車さんのオリジナルかな?このシール用紙がめちゃくちゃしっかりしてて触り心地が最高。だし、しっかりしてるから手貼り作業の時に全然困らなかった 高いなとは思うけどクオリティが見合っているというかそれ以上 シール作ることがあれば是非またお願いしたい

 

②各表紙貼付タイトルシール

品名:A4シール台紙S222

印刷:オフセット特1C(イエローゴールド)

用紙:Cottonチョコレート

一度でいいからこういうのやりたかった めちゃくちゃ満足しています

写真だとなかなか上手く写らないけど綺麗な金インク すごく質感あって落ち着いていて良い

これの「盛」が一番細いかな

データチェック後に細い文字が多いので上手く出ないかもしれませんがそれでも良ければ印刷致しますと確認のメールがきたので、もっと掠れると思ったら全く無問題だった 日本のクオリティ管理は良すぎる もっと金取れと思う そしたら払えなくなるけど

しかし金インクは一度個人で使って見たかったのですっごく満足したし、このシール台紙がまた良い色していてしっかりしていて、本当に手触りも良く目にも美しい 理想の印刷ができました 嬉しい

 

ノベルティ貼付商品シール

品名:A4シール台紙S657

印刷:デジタルフルカラー

用紙:Cottonスノーホワイト

そもそも形がかわいい

これだけオフセットではなくオンデマフルカラー。全然問題なし。掛け合わせでも綺麗に発色するから、やっぱり用紙の質がめちゃくちゃ良いんだろうなと思います。

■本部分

判型 :文庫判×4冊
頁数 :291頁(本文のみ、4冊合計)
カバー:なし
表紙 :ヴィンテージゴールド(ブロンド)107K 印刷なし
遊び紙:未晒クラフト(前後)
本文 :ライト書籍用紙クリーム55K/モノクロ印刷
版面 :右綴じ42字×16行 約10万字

 

いつものやつ。印刷所は仕事人コミックモールくん。ちょ古っ都さんの方が安いんだけど、表紙は普通のクラフトになるし完全現金前払だからきつかったのでやめた

ヴィンテージゴールド好き〜

今回の目次好き

中扉はすごくシンプルにしました

いつものやつです。やっぱり使ったことがある印刷所でやったことがある判型でやるのが一番いいわ

ノベルティのオリジナルハーブティ

なんとか作中に出した「ホワイトレディ」に似た味を再現したい…と思って色々探し回り、やっと見つけたこちらにお願いしました。

これとこれを使ったカクテルでとそれぞれ品まで指定して、こういう香りや味が出るものを希望しますとご連絡したところしっかり使われているハーブをお調べくださって、こういう調合でどうでしょう、とご提案いただきました。中身まで自分のイメージに合わせられるなんて楽しい〜!個人の数量でこんなこともできるんだ〜!とまた新しいルート開拓ができて嬉しかったです。

 

今回は箱が既製品でサイズピッタリではないので通販をしませんでしたが、会場で全てお手に取っていただけ手嬉しかったです。ありがとうございました。

それでは、また限界原稿戦士に戻ろうと思います。